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2023.3.1(株)ケー・イー・シー桑名事業所にて、JICA研修を実施しました。

世界で抱える環境問題の課題解決に向けた国際協力

 2023年2月8日、㈱ケー・イー・シー桑名事業所で、ジブチ共和国、モーリタニア・イスラム共和国の研修生3名を迎え、4年ぶりにJICA研修を実施しました。本研修は、「独立行政法人国際協力機構(JICA)」様および「特定非営利活動法人中部リサイクル運動市民の会」様からご依頼いただいて実施するもので、これまでにクリーン開発㈱で4回、㈱ケー・イー・シーでは2019年に初めて本研修を実施しました。しかし、翌年からは、新型コロナウイルス感染症の影響で実施困難な状況が続き、前回実施から4年ぶりの開催となりました。今回のテーマは、前回と同様に「産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の処理技術」についてお話させていただきました。

 当日は、当社の従業員を講師とした講義と、中間処理施設の現地見学を行いました。研修生の方は非常に熱心に講義を聴いてくださり、また多くのご質問をいただき、現地を見学する際も、知識や記録を残すために、積極的に質問し撮影もされておりました。少しでも日本の文化に触れていただきたいという思いから、従業員の発案により、緑茶を召し上がっていただき、お帰りの際には桑名の名産品である「安永餅」と従業員お手製の折り鶴を記念品として贈呈いたしました。

 研修生は、各国の環境に携わっている地方政府関係者で、自国で抱える環境問題の課題解決に取り組むために、日本で廃棄物管理の実践的な事例や処理技術の知識を学び、帰国後は、日本で学んだ知識をこれからの自身の職務に活かし実践することを目的として参加されています。
 当社での処理技術が研修生を通じて国際的に広がり、諸国で抱える環境問題の課題解決の一助となることを願っています。地球環境保全の一環として、これからも国際的な社会貢献活動を続けていきます。

JICA(国際協力機構)の研修で、海外各国の方々が見学に見えました

JICAによる研修

  • パワーポイントによる事業内容の説明

  • 熱心に講義を聞く研修生

  • 焼却炉の見学

  • 中和濃縮機の見学

  • 脱水した後の残さの説明

  • 真空蒸発濃縮機の見学

  • 工場内にて記念撮影

  • 記念品に和菓子と折り鶴のプレゼント

  • 見学終了(お見送り)

【過去の実績】

2019年2月(研修生:中米、カリブ地域)

2018年1月(研修生:アジア・大洋州諸国)

2017年2月(研修生:東南アジア)

2014年7月(研修生:アフリカ・アジア)

2014年1月(研修生:ベネズエラ)