CSR

CSR(企業の社会的責任)

世界で抱える環境問題の課題解決に向けた国際協力

 2023年12月8日、㈱ケー・イー・シー桑名事業所で、ナイジェリア、スーダン、ウガンダ、アンゴラ、ジンバブエの各国から研修生1名ずつの計5名を迎え、JICA研修を実施しました。桑名事業所では今回で3回目の研修となりました。
本研修は、「独立行政法人国際協力機構(JICA)」様および「特定非営利活動法人中部リサイクル運動市民の会」様からご依頼いただいて実施するもので、これまでにクリーン開発㈱で4回、㈱ケー・イー・シーでは2019年に初めて本研修を実施しました。今回のテーマは、前回と同様に「産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の処理技術」についてお話させていただきました。

 当日は、当社の従業員が講師を務め、前半は当社の歴史と中間処理の処理設備の講義と、後半は施設の現地見学を行いました。研修生の方は非常に熱心に講義を聴いてくださり、また多くの質問が飛び交い、研修生は、その技術と管理に驚嘆され、『ケー・イー・シーさん、私たちの国に是非来て―!!』と大変嬉しいお言葉をいただきました。現地を見学する際も、知識や記録を残すために、積極的に質問し撮影もされておりました。少しでも日本の文化に触れていただきたいという思いから、お帰りの際には桑名の名産品である「安永餅」と従業員お手製の連鶴を記念品として贈呈し、皆さんに大変喜んでいただきました。
 研修を通じて、SDGs達成に大いに貢献できたと思います。

 研修生は、各国の環境に携わっている地方政府関係者で、自国で抱える環境問題の課題解決に取り組むために、日本で廃棄物管理の実践的な事例や処理技術の知識を学び、帰国後は、日本で学んだ知識をこれからの自身の職務に活かし実践することを目的として参加されています。
 当社での処理技術が研修生を通じて国際的に広がり、諸国で抱える環境問題の課題解決の一助となることを願っています。地球環境保全の一環として、これからも国際的な社会貢献活動を続けていきます。

JICA(国際協力機構)の研修で、海外各国の方々が見学に見えました

JICAによる研修

  • 熱心に話を聞いて質問する研修

    熱心に話を聞いて質問する研修

  • 廃プラスチックのピットの説明

    廃プラスチックのピットの説明を受ける研修

記念撮影も忘れずに♪

連鶴のプレゼント

連鶴のプレゼントに歓喜!

  • 最後にお礼の言葉を頂きました

    最後にお礼の言葉を頂きました

  • お見送り

    お見送り!貢献出来てよかったです!

【過去の実績】

2023年2月(研修生:ジブチ共和国、モーリタニア・イスラム共和国)

2019年2月(研修生:中米、カリブ地域)

2018年1月(研修生:アジア・大洋州諸国)

2017年2月(研修生:東南アジア)

2014年7月(研修生:アフリカ・アジア)

2014年1月(研修生:ベネズエラ)